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  特別養護老人ホームにおけるノロウイルスの集団感染事例 

 

読売新聞 12月13日(月)21時19分

新潟県は13日、同県上越市西城町の介護老人保健施設「くびきの」(入所者93人)で、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団感染があり、90歳代男性と80歳代女性の入所者2人が12日朝に死亡した、と発表した。県などによると、同施設では9日から、死亡した2人を含む入所者、職員合わせて44人が下痢や嘔吐などの症状を訴え、死亡した男性を含む5人の便などからノロウイルスが検出された。ほかの患者は快方に向かっているという。県で感染経路などを調べている。

 

静岡県島田市中溝町の介護老人保健施設「アポロン」は4日、入所者と職員計19人がノロウイルスによる感染性胃腸炎を集団発症したと発表した。

施設によると、先月29日から1月4日にかけて、64~98歳の入所者17人と、28、33歳の職員2人に嘔吐(おうと)や下痢などの症状が出た。いずれも軽症。2検体からノロウイルスが検出された。

 

 

 小樽市内の介護保険施設でノロウイルスによる集団感染が発生したことが、4月15日(木)に分かった。今年になってから、市内の保育所や学校などでノロウイルスの集団感染が発生したのは、これで15件目となった。

今回の集団感染は、市内介護保険施設で、入所者・職員合わせて20名が、嘔吐や下痢の胃腸炎症状を呈している。入院者が3名出たが、重症者はいない。

 市保健所は、同施設に対し、関係者の健康状態の把握、病状急変に迅速に対応できる看護体制の強化、手指の洗浄徹底、施設内の清掃・消毒の徹底など、感染拡大防止のための指導を行った。

 

 

介護保険施設でノロウイルス集団感染 千歳保健所が発表

2012年 04月 14日 (土)

千歳保管所は13日、管内(千歳、恵庭、北広島市)の介護保険施設で、入所者と職員20人がノロウイルスに集団感染したと発表した。うち80歳代の女性入所者1人が急性大動脈解離で11日に死亡。同保健所は、ノロウイルスとの因果関係は分からないとしている。

 

同保健所によると、70~90歳代の入所者15人と職員5人が今月5日から12日にかけ、嘔吐(おうと)や下痢、発熱などを訴え、症状が重い14人が管内の病院を受診した。また、4人の便を医療機関で検査したところ、全員の便からノロウイルスが確認された。13日現在、快方に向かっているという。

千歳保健所管内でのノロウイルスの感染報告は今年初めて。昨年は7件発生し、1月から4月に集中していた。

苫小牧民報

 

 

ノロウイルス集団感染 高齢者施設で1人死亡

2012年 02月 12日 (日)

県健康増進課は11日、佐野市内の高齢者福祉施設で先月31日から今月11日にかけて60~100歳代の入所者22人と職員5人がノロウイルスによる感染性胃腸炎を発症、80代の入所者1人が死亡したと発表した。男性は心疾患がありノロウイルスと死亡との因果関係は不明という。

同施設を担当する安足健康福祉センターが10日、複数の入所者から下痢などの症状が出ていると連絡を受け立ち入り検査、ノロウイルスによる集団感染が発覚した。今月8日をピークに発症者は減少、80代の男性以外は快方に向かっているという。

産経新聞

 

 

ノロウイルス21人感染 本島中部の高齢者施設

2012年 02月 10日 (金)

県健康増進課は10日、中部福祉保健所管内の高齢者福祉施設で、70〜90代の入・通所者と職員ら計21人がノロウイルスによる感染性胃腸炎を発症したと発表した。うち6人が入院したが、同日現在、全員回復している。

同課によると、1〜6日にかけて入・通所者らが下痢や嘔吐(おうと)、発熱などの症状を訴えた。9日、病院を受診した患者のうち5人の便からノロウイルスを検出。10日、中部保健所が立ち入り調査し、予防策などを指導した。

沖縄タイムス

 

 

ノロウイルス感染、新たに9人 各務原、県が2度目の立ち入り

2012年 02月 09日 (木)

各務原市の介護老人保健施設「菜の花」でノロウイルスが原因とみられる感染性胃腸炎の集団感染が発生し、入居者3人が死亡した問題で、県は8日、新たに入居者6人と職員3人の感染が確認されたと発表した。入居者は全員8日に発症。施設では県の指導で消毒や感染者の隔離などを行っているが、感染が止まっていない可能性もある。8日までに発症した患者は入居者29人、職員9人となった。感染経路などを調べるため、県は同日、感染症法と介護保険法に基づき、6日に続いて2度目の立ち入り調査をした。

中日新聞

 

 

都筑区の老健施設、感染性胃腸炎に26人が集団感染/横浜

2012年 01月 12日 (木)

横浜市都筑区池辺町の介護老人保健施設「ヒルトップ池辺」(定員166人)で、感染性胃腸炎の集団感染が発生したことが12日、分かった。入所者25人と職員1人に下痢や嘔吐(おうと)の症状が出ており、入所者の便からノロウイルスが検出された。同施設によると、年末年始に外泊した入所者の一人に5日、下痢の症状が見られ、7日になって別の入所者が嘔吐するなど感染者が急増。10日には90人が生活するフロアのうち25人に同様の症状が出た。簡易検査キットで検査したところ、ノロウイルスが検出されたという。施設には164人が入所。原因は食中毒によるものではなく、外部からの感染とみられる。重症者はおらず、発症者の多くは快方に向かっているという。同施設は消毒の徹底のほか、15日までの家族の面会禁止など感染の拡大防止策を取っている。

神奈川新聞

 

 

 

 

 

 

O157など9人感染確認 2人重症 日光の介護老人保健施設

2011年 08月 09日 (火)

県保健福祉部は9日、日光市清滝安良沢町の日光市民病院と併設されている介護老人保健施設で、男女9人の腸管出血性大腸菌(O157、O145)感染が確認されたと発表した。病院内の給食施設で提供された食事が原因。6人が入院し、うち2人が重症だという。7月28日に給食を食べた病院職員や施設入所者らが、8月1日午前4時ごろから下痢や発熱などの食中毒症状を訴えた。90代女性が溶血性尿毒症症候群などの症状があり重症で、80代の男性は意識不明。同部は9日、この給食施設に使用禁止を命じた。8日から自主休業している。9人のうち、介護老人保健施設入所者の女性2人は5日までに感染が確認され、同部が発表していた。

下野新聞

 

介護施設で胃腸炎集団発生、入所者2人が死亡/横須賀

2011年 02月 01日 (火)

横須賀市走水2丁目の介護老人保健施設「しんわ走水荘」で感染性胃腸炎が集団発生したことが31日、神奈川新聞社の取材で分かった。入所者、職員合わせて46人が下痢や吐き気の症状を訴え、このうち入所者2人は吐物が肺に流れ込んだことによる肺炎で死亡した。同施設によると、90代の女性が1月16日、80代の男性が同17日に死亡した。同28日までにこの2人を含めた入所者38人と、介護士・看護師計8人が下痢や吐き気の症状を訴えた。施設から連絡を受けた横須賀市保健所が症状のある4人を検査した結果、3人からノロウイルスが検出された。施設内の食事に問題はなく、外部から感染したとみられるが感染経路は不明。施設側は31日まで家族の面会を謝絶したり、患者を分散させないようにしたりして感染防止に努めた。死亡した2人以外に入院した人はおらず、現在は全員が完治しているという。

神奈川新聞

 

 

 

 

 

ノロウイルス検出、1人死亡 静内保健所管内の介護保険施設

2010年 03月 13日 (土)

新ひだか、静内保健所は12日、同保健所管内(日高管内新ひだか、新冠、日高、平取の4町)の介護保険施設1カ所で、入所者と職員計20人が下痢や嘔吐(おうと)の症状を訴え、80歳代女性1人がうっ血性心不全で死亡したと発表した。2日から11日までに発症、5人の便を検査すると、4人からノロウイルスが検出された。女性は8日に発症、10日に死亡した。もともと心疾患があった。19人は回復または快方に向かっている。

北海道新聞

 

 

感染性胃腸炎で死亡/阿賀野

2010年 02月 22日 (月)

阿賀野市は22日、市営介護老人保健施設「五頭の里」で、90代女性入所者が、ノロウイルスが原因とみられる感染性胃腸炎などから死亡したと発表した。

同市によると、女性は21日に嘔吐(おうと)や下痢の症状といった感染性胃腸炎の症状を発症。嘔吐物を詰まらせ肺炎で同日亡くなった。

新潟日報

 

 

藤里、横手の2施設で感染性胃腸炎 24人が症状訴え

2010年 02月 18日 (木)

県健康推進課は18日、藤里町と横手市の福祉施設計2カ所で感染性胃腸炎が集団発生したと発表した。両施設で計24人が嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴えたが、重症化した人はいない。

藤里町のグループホームでは3〜10日に利用者7人と職員2人が、横手市の介護老人保健施設では7〜12日に利用者13人と職員2人が、それぞれ発症。計10人の便を調べた結果、グループホームの4人からはロタウイルスが、介護老人保健施設の6人からはノロウイルスが検出された。

秋田魁新報

 

 

下痢や嘔吐症状、80歳代女性死亡 千歳保健所発表

2010年 02月 11日 (木)

千歳保健所は10日、管内(千歳、恵庭、北広島)の介護保険施設で、入所者と職員計39人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、うち80歳代の女性1人が6日夕、心不全で死亡したと発表した。別の患者6人の便からはノロウイルスが検出され、同保健所はノロウイルスの集団感染とみている。

1日から7日にかけて発症したのは、70~90歳代の入所者23人、20~70歳代の職員16人。亡くなった女性は3日に発症し、施設内で治療を受けていた。ほかの患者は快方に向かっているという。

北海道新聞

 

 

ノロウイルス、17人集団感染 安足の高齢者施設

2010年 02月 02日 (火)

県保健福祉部は1日、安足健康福祉センター管内の高齢者施設で、ノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎が集団発生したと発表した。発症者は70~90代の入所者11人と職員6人の計17人。重症者はなく、全員が快方に向かっているという。同部によると、1月23日~2月1日に複数の入所者などに下痢や嘔吐などの症状が見られた。県保健環境センターが発症者のうち6人を検査し、全員の便からノロウイルスを検出した。

下野新聞

 

 

高齢者施設3施設で52人 ノロウイルス感染

2010年 01月 23日 (土)

県保健福祉部は22日、安足、県北の健康福祉センター管内の3高齢者施設で、ノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎が集団発生したと発表した。発症者は60~90歳代の入所者、利用者計41人と職員計11人の計52人。重症者はなく、全員が快方に向かっているという。

下野新聞

 

宇都宮の高齢者施設でノロウイルス感染

2010年 01月 19日 (火)

宇都宮市保健所は19日、同市内の高齢者福祉施設でノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎が集団発生したと発表した。発症したのは、60代から80代の入所者11人と、20代の職員1人。いずれも軽症で快方に向かっている。同保健所によると、15日に同施設から複数の入所者らが嘔吐や下痢などの症状を訴えていると連絡があり、同保健所で調べたところ、18日までに4人の便からノロウイルスが検出された。

下野新聞

 

千葉の老人ホームで食中毒

2010年 01月 10日 (日)

千葉市保健所は九日、ノロウイルスによる集団食中毒を起こしたとして、同市中央区中央港一の老人ホーム「グッドタイムリビング千葉みなと/海岸通」の給食施設を運営する「グリーンヘルスケアサービス」(東京都新宿区西新宿)を三日間の営業停止にした。市保健所によると、六~七日にかけて入居者が発症した。入居者の七十三~九十九歳の男女計二十三人が嘔吐(おうと)などの食中毒症状を起こしたが、入院した人はおらず、いずれも快方に向かっているという。十二人の入居者と調理担当者らを検査した結果、九人からノロウイルスが検出された。

東京新聞

 

 

2012.02.07 (Tue)

介護施設で3人死亡…ノロウイルス集団感染か 菜の花岐阜県は6日、同県各務原かかみがはら市鵜沼山崎町、介護老人保健施設「菜の花」で、入所者や職員計29人が下痢や嘔吐おうとなどの症状を訴え、このうち70歳代1人、90歳代2人の女性入所者計3人が死亡したと発表した。死亡した2人を含む6人からノロウイルスが検出され、県は集団感染とみて感染経路を調べている。

 

症状が出た29人の内訳は入所者23人、職員6人。発症した入所者のうち、16人が4階に集中していた。県は、食事による集団感染の可能性は低いとみている。同施設を運営する医療法人誠道会の磯野倫夫理事長は「感染防止策の不備や徹底不足が原因とみられ、大変申し訳ない」と陳謝した。

 

 

特養ホーム:14人が感染症の疑い--北九州

 北九州市保健所に8日、同市小倉南区の特別養護老人ホーム(入所者99人)から入所者と職員計14人が吐き気や下痢、発熱などの症状を起こしていると通報があった。いずれも症状は軽いという。発症したのは近隣の部屋を使う入所者とその担当職員に集中しているため、感染症の可能性が高いとみている。

毎日新聞 2005年1月9日 東京朝刊

 

秋田県は9日、同県鹿角市と由利郡の2か所の老人福祉施設で入所者や職員、職員の家族計54人が3日から8日にかけ、下痢などの症状を訴えたと発表した。保健所の検査で24人からノロウイルスが検出され、感染性胃腸炎の集団発生とみられる。

また、北海道千歳保健所は、管内の介護保険施設の入所者、職員51人が症状を訴え、5人からノロウイルスを検出したと発表。和歌山市も、市内の特別養護老人ホームの入所者、職員35人が5日以降、症状を訴え、患者らからノロウイルスを検出したと発表した。大阪府岸和田、吹田両市の施設でも計47人が下痢などの症状を訴え、岸和田、吹田両保健所は6人からノロウイルスを検出したことを明らかにした。このほか昨年末から9日までに、大阪市港区の特養ホーム入所者と職員計46人、福山福寿園以外の広島県福山市と三原市などの4施設の入所者ら106人、山口県内の特養ホーム3施設の入所者ら75人、北九州市小倉南区の特養ホーム入所者ら21人、宮崎市内の特養ホーム入所者ら37人、宮崎県東郷町の養護老人ホーム入所者ら15人が同様の症状を訴えていることが分かった。

2005/1/10/

読売新聞 

 宮崎市保健所は10日、入所者や職員計39人が吐き気や下痢などの症状を訴えた同市島之内の特別養護老人ホーム住之江(入所者50人)で、検査をした発症者6人のうち4人からノロウイルスが検出されたと発表した。

 また、宮崎県東郷町立養護老人ホーム「鈴峰園」(入所者47人)でも、6~10日に60代~90代の入所者ら15人が同様の症状を訴え、6人が入院した。県健康増進課によると、症状の出た7人を検査したところ、全員からノロウイルスが検出されたという。

2005/01/10

 

ノロウイルス:16人が感染性胃腸炎発症 大阪・枚方

大阪府は10日、同府枚方市内の障害者施設の入所者16人(19~57歳)が、ノロウイルスが原因の感染性胃腸炎を発症したと発表した。7日から腹痛や下痢の訴えが相次いだが、全員が軽症。発症者に共通した食事はなく、感染ルートを調べている。

毎日新聞 2005年1月10日 

 

 

ノロウイルス?関東の特養ホームで下痢症状など相次ぐ

 千葉県健康福祉部は10日、鋸南町保田の特別養護老人ホーム「鋸南苑」(黒木玲子施設長、入所者77人、職員58人)で先月31日以降、入所者と職員の計50人が下痢やおう吐などの症状を訴え、入所者男性(82)が死亡したと発表した。また、神奈川県横須賀市の特養ホームで46人が、茨城県下館市の養護ホームでも19人が、今月初めから同様の症状を訴えていることが分かった。いずれもノロウイルスなどによる感染症の疑いがある。千葉県によると、死亡した男性は8日から症状を訴えていた。10日未明におう吐物により窒息死した。このほか入所者34人と職員15人が発症し、2人が入院した。いずれも症状は軽いという。

また、横須賀市保健所によると、同市吉倉町の特別養護老人ホーム「塚山ホーム」(小野達夫施設長、入所者156人、職員58人)で6日から9日にかけ、入所者の男女35人と職員11人が下痢などの症状を訴えた。

茨城県保健福祉部によると、下館市中館の市立養護老人ホーム「ことぶき荘」(市村進施設長、入所者49人、職員14人)でも8日以降、入所者の男女18人と職員1人がおう吐などの症状を訴えた。このうち、入所者の女性(85)が入院した。

2005/1/10/ 読売新聞 

 

老人ホームの36人が下痢などの症状、全員軽症 茨城

茨城県土浦市常名の有料老人ホーム「かがやきの郷(さと)」(入居者127人、職員63人)で、5日から9日にかけて入居者と職員計36人が下痢や嘔吐(おうと)の症状を訴えていたことがわかり、県は11日、症状などからノロウイルスによる集団感染の疑いがあるとみて調査を始めた。全員軽症で快方に向かっているという。県や施設によると、患者は60~99歳の入居者22人と、20~45歳の職員14人。5日に1人、6日に6人、7日に19人、8日に9人、9日に1人が症状を訴えた。施設は8階建てで、症状を訴えた入居者22人のうち21人が2階の部屋に入っていたという。

 (01/11 15:14)

 

ノロウイルス5県で新たに症状訴え

11日、愛知、岐阜、三重、福岡、沖縄の各県で新たにノロウイルスが原因とみられる感染症や類似の症状が明らかになった。

愛知県は11日、豊川市のケアハウスで、入所者23人が、先月25日から今月4日にかけて、下痢やおう吐などの症状を訴え、うち女性(80)1人が入院したと発表。

岐阜県では岐阜市保健所が、岐阜市の特別養護老人ホームで7日夜から10日朝にかけて、入所者と職員の計11人が下痢などの症状を訴え、7人が入院したと発表した。また、同市内の別の養護老人ホームでも先月27日に、入所者と職員の計49人がノロウイルスとみられる感染症にかかり、うち5人が入院していたことを明らかにした。

三重県では亀山市の老人保健施設で、先月28日ごろから今月5日にかけて、入所者約15人が下痢やおう吐の症状を訴え、うち2人の便からノロウイルスが検出された。

福岡県では、朝倉郡内の特別養護老人ホームで、先月31日から今月10日にかけて入所者と職員計13人が下痢、おう吐などの症状を訴えていたことが分かった。いずれも軽症という。田川郡の養護老人ホームからも、約10人に同様の症状が出ているとの報告があり調べている。

沖縄県では本島南部の特別養護老人ホームと併設の保育園で先月、入所者と職員、園児の計48人がおう吐や下痢などの症状を訴え、うち園児を含む15人からノロウイルスが検出された。

2005/1/11/14:02 読売新聞 

 

ノロウイルス感染、愛媛の施設でも90歳死亡

 愛媛県は11日、同県伊予市八倉の介護老人保健施設「伊予ヶ丘」(遊喜準子施設長)で、今月に入り入所者と職員計48人がノロウイルスが原因と見られる感染性胃腸炎を集団発症し、10日朝に入所者の男性(90)が死亡したと発表した。男性以外の感染者はいずれも回復しているか軽症という。

県によると、施設には97人が入所。今月に入って入所者33人と職員15人が下痢やおう吐の症状を訴えた。男性は7日から発症していたという。

8日と10日に県中央保健所が立ち入り調査したところ、死亡した男性を含む数人の吐しゃ物などからノロウイルスを検出。同じ給食が提供されている隣接する病院では同様の症状は出ていないことから、食中毒でなく、ノロウイルスによる感染症と断定した。

2005/1/11/ 読売新聞 

 

ノロウイルス検出1652人…厚労省調査

国内各地の高齢者施設でノロウイルスが原因と見られる感染性胃腸炎が相次いで発生している問題で、厚生労働省は11日、昨年11月以降の主な集団発生事例について、緊急に全国調査を行い、同日午後4時現在で結果をまとめた。

それによると、17都道府県の58施設で計2214人が感染性胃腸炎を発症、うち13都道府県の1652人からノロウイルスが検出された。

死亡者は、広島県福山市の特別養護老人ホームの7人と、千葉、神奈川各県に1人ずつで計9人。発症者が多かったのは、北海道の399人(4施設)、大阪府の340人(8施設)、秋田県の297人(10施設)など。各都道府県では発症者を独自に調査しており、同省の調査に含まれていない発症者や死亡者も多いと見られる。

2005/1/12/ 読売新聞 

 

ノロウイルス検出の特養で100歳男性死亡…広島

 広島市保健所は12日、同市南区の特別養護老人ホーム「広島平和養老館」で、おう吐と発熱を訴えていた100歳の男性入所者が同日未明、急性呼吸不全で死亡したと発表した。市保健所は、吐しゃ物をのどに詰まらせた窒息死とみている。同ホームでは、7日から入所者と職員計16人が症状を訴え、入所者3人と職員2人からノロウイルスが検出された。16人のうち死亡した男性以外は軽症で、既に回復している。

2005/1/12/ 読売新聞

 

ノロウイルス:私立高校の剣道部合宿で38人発症 千葉

 千葉県は12日、安房郡内の施設で行われた木更津市内の私立高校剣道部の合宿で、4~7日に、部員20人を含む計38人が下痢やおう吐などの症状を訴え、ノロウイルスによる感染性胃腸炎を発症したと発表した。合宿には同校に関係する中学生や大学生も参加していた。いずれも症状は軽く、快方に向かっているという。

毎日新聞 2005年1月12日

 

ノロウイルス:コマツ社員食堂で238人が集団食中毒

 東京都は12日、建設機械最大手「コマツ」(港区赤坂2)の社員食堂で昼食をとった社員ら男女238人が吐き気や下痢などの食中毒症状を訴え、一部患者の便からノロウイルスを検出したと発表した。他に共通食がないことから、港区はノロウイルスによる集団食中毒と断定し、社員食堂を経営している「関東グリーンハウス」(横浜市青葉区市ヶ尾町)の営業所を12日付で4日間の営業停止にした。患者はいずれも軽症で、快方に向かっているという。

 都福祉保健局によると、コマツから7日、「社員食堂を利用した約100人に食中毒症状がある」と港区みなと保健所に届け出があり、その後も発症者が相次いだ。同保健所は患者11人の便からウイルスを検出。保存されていた食品からは検出できなかったが、患者全員が5日か6日に社員食堂で昼食をとっていたため、感染症の可能性は薄いと判断した。

毎日新聞 2005年1月12日

 

 

ノロウイルスが原因とみられる感染性胃腸炎が相次いでいる問題で、厚生労働省の調査で12日正午現在、43都道府県で集団発生したことが分かった。感染者は236施設の計7821人で、そのうちノロウイルスを5371人から検出(疑いも含む)された。死亡者は広島県福山市の特別養護老人ホームの7人を含め12人で、7人からノロウイルスが検出されている。

感染者数が最も多かったのは北海道の1422人で、大阪府の676人、千葉県の597人が続いている。宮城、栃木、高知、佐賀の各県では集団感染者は出ていない。

毎日新聞 2005年1月12日 

 

国立山形病院27人が集団感染

5人からノロウイルス全国で広がるノロウイルスへの感染が県内でも見つかった。山形市の国立病院機構山形病院で入院患者ら27人が感染し、うち1人が死亡していた。同病院は11日、緊急に記者会見を開き、「入浴を通じて、感染が拡大したとみられる」と発表した。現在も患者6人と職員1人が軽い症状を訴えているが、快方に向かっている。県によると、感染性胃腸炎に感染した人は医療機関だけで年1万人前後確認されているという。9日現在で同病院を含め県内の医療機関や老人福祉施設で計253人が感染しているというが、確認できる人は全員快方に向かっているという。同病院によると、最初に患者が発症したのは4日。村山地方の男性(36)が入浴後に嘔吐(おうと)した。同日、この患者も含む患者32人を同じ風呂場で入浴させ、職員が介添えした。その際、湯は換えずに付け足しながら入浴させたという。その4日後に、一緒に入浴した村山地方の女性(51)が血の混じった嘔吐をし、9日に心肺停止で死亡した。病院は7日、症状を訴えた患者9人と職員1人の計10人を検査したところ、5人からノロウイルスが検出された。今回の検査では5割の確率でしか感染を確認できないというが、症状が似ているため、27人全員がノロウイルスに感染したとみている。

  

 

 

 

 

県津山保健所管内の福祉施設で昨年12月末以降、55人が下痢や嘔吐(おうと)などを発症し、全国で相次いでいるノロウイルスなどによる感染性胃腸炎であることが11日、県の調査で分かった。県は、県内の福祉施設や学校などに感染への注意を呼びかける通知を出した。

県によると、福祉施設では12月31日から今月上旬にかけて、入所者や職員が次々と症状を訴え、今月8日、同保健所に報告があったという。11日、3人からノロウイルスが検出された。症状は軽く、全員がほぼ回復しているという。県がこの日出した通知では、広島県福山市の特別養護老人ホームで7人が死亡するなど全国で集団感染が相次いでいる

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ノロウイルス8人から検出 鋸南の特養

鋸南町の特別養護老人ホーム「鋸南苑」で、入所者や職員が年末から吐き気や下痢などの症状を訴え、入所者の男性(82)が吐いた物をのどに詰まらせて死亡した問題で、県健康増進課は11日、この男性を含む8人の便からノロウイルスが検出されたと発表、感染性胃腸炎の集団発生だったと確認した。

同課によると、入所者3人と職員2人に症状が出ていたことが新たにわかり、11日までの発症者は、入所者77人、職員58人のうち、入所者38人、職員17人の計55人となった。発症者は先月31日に1人、今月1日に1人、2日に2人、3日に8人と増え、同苑では4日に医者を呼んで診断を受けた。以降10日まで毎日数人ずつ発症し、11日の発症者は確認されていない。

入所者の発症した人の多くは同苑別館3階の入所者という。発症した日にばらつきがあることから、同課は、食事ではなく、人から人へ感染した可能性が高いとみている。鋸南苑はこれらの事態を8日に安房健康福祉センターに報告し、マスクの着用や吐いた物の処理、消毒方法などの指導を受けた。現在、同苑では面会などに訪れた人たちにも、手の消毒などを呼びかけている。

県内での感染性胃腸炎の集団発生は今年度21件で、うち20件がノロウイルスによるものだった。

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沖縄県は11日、昨年12月に福祉施設の入所者や旅行者らが下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴え、計23人からノロウイルスが検出されたことを明らかにした。いずれも回復したか快方に向かっているという。

糸満市内にある老人ホームと併設の保育園では12月中旬以降、入所者の老人や職員、保育園児ら約40人が食中毒とみられる症状を訴えたため、検査したところ、15人からノロウイルスが検出された。また、同月下旬には県外から旅行で八重山諸島に訪れた2つのグループの計12人が症状を訴え、12歳の子どもを含む8人からウイルスが検出されたという。

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ノロウイルス 県内の高齢者ら274人感染

 ノロウイルスと見られる感染性胃腸炎の集団感染が県内でも計6カ所の高齢者施設で見つかり、入所者や職員に274人の患者が出ていると、県やさいたま市が11日、発表した。施設名を公表するとともに、県内の他の施設にも蔓延(まんえん)防止策を徹底するよう呼びかけた。

 集団感染が分かったのは、いずれも特別養護老人ホームや介護老人保健施設などで、「さくらぎ苑」(小川町)、「みどうの杜」(東秩父村)、「長楽園」(熊谷市)、「春輝苑」(川口市)、「きりしき」(さいたま市中央区)、「あすか」(さいたま市見沼区)。

県感染症対策室などによると、4施設の一部の患者の便からはノロウイルスが検出された。県内でも毎冬多くの患者が出る。汚染された貝類などを食べたり、触ったりすると感染し、患者の便や吐瀉(としゃ)物などとの接触でも感染するという。

長楽園の金子一美施設長は「風邪だろうかと話していた。衛生管理が不十分だったとは思っていないが、夜勤の時間帯は世話をする人が少なく、感染した人たちの汚物を処理するのが遅れてしまったのかもしれない」と話していた。

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ノロウイルス 玉川の特養でも42人

ノロウイルスとみられる感染性胃腸炎の集団感染が県内の高齢者施設でも見つかっているが、新たに玉川村五明の特別養護老人ホーム「よし乃郷」で入所者42人が感染していたと、県が12日発表した。症状はいずれも軽く、全員がすでに快復しているという。集団感染はこれで県内7施設目。

県感染症対策室によると、昨年12月26日に同施設の患者の1人に下痢や嘔吐(おうと)などの症状が出て、同28日に医療機関の検査でノロウイルスが検出された。今月11日になって東松山保健所に届け出たという。

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2病院で45人 ノロウイルス検出

府と京都市は12日、岩滝町の公立病院と右京区の民間総合病院でそれぞれ集団胃腸炎が発生し、発症者の便からノロウイルスが検出されたと発表した。発症した計45人はいずれも軽症で、快方に向かっているという。

岩滝町の病院では8~9日に入院患者8人が嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴え、右京区の病院では、1~10日に、入院患者17人と医師や看護師など職員20人の計37人が発症した。岩滝町の病院の発症者6人と右京区の病院の発症者3人の便からノロウイルスが検出された。

いずれも患者については同一フロアにいた人が発症しており、人から人に感染したとみられるという。

府内ではこの冬、これまでに4カ所の高齢者施設で集団胃腸炎が発生、ノロウイルスが検出されている。(1/13)

 

ノロウイルス:介護保険施設で35人が感染症状 北海道

 北海道北見保健所は12日、同保健所管内の介護保険施設の入所者35人が、吐き気や下痢などの症状を訴え、検査した10人のうち8人から小型球形ウイルス(SRSV)の一種のノロウイルスが確認されたと発表した。入所者は3日から11日にかけて症状を訴え、15人が治療を受け1人は入院したが、いずれも快方に向かっているという。同保健所で感染経路を調べている。【水戸和郎】

毎日新聞 2005年1月13日 1時40分

 

ノロウイルス:大分・佐伯市の介護施設でも14人検出

大分県は13日、同県佐伯市の介護老人保健施設の入所者14人の便などから、ノロウイルスを検出したと発表した。重症者はいないという。同施設は入所者88人のうち40人と、職員14人が同日までに下痢などの症状を訴えており、集団感染したとみている。県佐伯保健所が11日、症状を示していた16人から便などの検体を得て、県衛生環境研究センターで調べていた。

毎日新聞 2005年1月13日 

 

辰口町の老健施設8人からノロウイルス

発症者拡大し52人に辰口町緑が丘11丁目の介護老人保健施設「陽翠(ひすい)の里」で入所者らが下痢や嘔吐などを発症した問題で、県は12日、検査をした10人中8人からノロウイルスが検出されたと発表した。県はこの問題について、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生と断定した。

検査を受けたのは、症状の重さなどから県保健福祉センターが必要と判断した患者。この施設では同様の症状を発した90代の男性1人が肺炎で死亡しているが、検査ができず、ウイルスとの関係は不明という。

また、新たに17人が同日発症を訴え、発症者は計52人になった。入所者が30人、デイケア利用者11人、職員11人。新たに発症した17人はいずれも快方に向かっているという。陽翠の里は社会福祉法人「陽翠水(ひすいすい)」が運営し、95年4月に開設。46人が入所しており、職員は43人。

ノロウイルスは冬場に流行する感染性胃腸炎の代表的な病原体で、通常は2、3日で回復する。 (1/13)

 

53人が下痢などの症状/橿原・菟田野

菟田野の特養・橿原の高校寮

ノロウイルスの疑い県は12日、菟田野町の特別養護老人ホーム「やまびこ」の入所者22人と職員13人、橿原市の県立高校総合寄宿舎「畝傍寮」の寮生17人と職員1人の計53人が、下痢や嘔吐(おうと)、発熱などの症状を訴えていると発表した。いずれも快方に向かっているという。県は全国に広がっているノロウイルスによる感染性胃腸炎の疑いがあるとみて調べている。

県によると、やまびこ(入所者60人、職員54人)では昨年12月25日から今月12日にかけて、61~91歳の入所者と21~61歳の職員が発症し、26歳の女性職員が入院中。畝傍寮(男子寮生34人、職員4人)では10日から12日にかけて、寮生と31歳の職員が発症した。県はノロウイルスの予防策として、帰宅時、トイレ後、食事調理前の手洗い励行を呼びかけている。

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富士吉田でも感染 53人からノロウイルス

全国の高齢者施設で相次いでいるノロウイルスによる感染性胃腸炎が、県内でも集団発症していたことが11日、明らかになった。78人が吐き気などを訴え、87歳の女性が死亡した富士吉田市新屋の介護老人保健施設「白樺荘」では、職員が発症者の汚物処理を素手で行うなど衛生面での不備があった。。県によると、発生当時、白樺荘には72人が入所しており、職員48人が勤務していた。14日から24日にかけて、入所者や職員、デイサービスの利用者ら計78人が発症。うち5人が入院し、3人はまだ入院しているが、大半は回復している。これまでに53人(入所者40人、職員13人)からノロウイルスが検出された。死亡した女性は18日に発症。  施設では、職員が素手でおむつを交換していたほか、発症者とそうでない入所者が同じ部屋に居続けるなど、感染がさらに広がる恐れもあり、改善指導をしたという。また、国の基準で常勤医師1人の配置が決められているが、発症者数が増えた15日から4日間は医師がおらず、看護師が手当てをしていた。通常行き来のない入所者間で相次いで発症したことから、県では職員を介した感染とみている。

白樺荘」によると、昨年11月に開かれた都留市の感染症研修会に看護師長が参加した。「ノロウイルスの言葉も出たが、重点注意事項の説明は無かった」と集団感染への危機意識が薄かったことを認める。武川寿美江施設長は「高齢者は食事の変化で下痢、嘔吐はよくあるので、感染症と認識していなかった」と話した。県長寿社会課は12月27日付で、県内の関係施設に感染性胃腸炎への注意を呼びかけた。集団感染の判明から20日以上たってからの公表となった理由について、県は「公表の義務がないため控えていたが、他県の事例をみて、ほかの施設に注意喚起したいと思った」と釈明している。

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21人が感染症胃腸炎 長野の老健施設

  長野市の介護老人保健施設で、1日から11日にかけて入所者と職員計21人が感染性胃腸炎にかかっていたことが12日、分かった。長野市保健所によると、このうち6人からノロウイルスが検出された。症状は軽く、全員が快方に向かっているという。

  発症したのは入所者13人と職員8人で、21~97歳。施設の食事から食中毒の原因菌は検出されず、患者は施設の同一フロアに限られていることなどから、手などを介して広がったとみている。

  同施設によると、今月1日、入所者の1人が下痢を訴えたが、他の入所者には症状が無かったため、感染の可能性は疑わなかった。6日、新たに2人が下痢や吐き気を訴え、8日には7人が症状を訴えたことから、9日朝、同保健所に通報したという。

  今回の発症を受け、入所者の使用する車いすや手すりの消毒方法などを再度確認した。また、患者を含め全入所者の家族に電話で事情を説明、今後の対策について家族を交えた説明会を開く。

  同施設の事務長は「誠に申し訳ない。今後、衛生管理にはさらに力を入れていきたい」と話している。

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